バレエのレッスン中に「つま先、伸ばして!」と先生からよく言われることはありませんか?
これはバレエでとても大切な基本、「Point(ポイント)」という動作のこと。つま先をしっかりと伸ばすことで、足のラインがより美しく見えるようになります。
「Point」はフランス語で発音すると「ポアント」に近く、特にトウシューズを履いてつま先で立つ動作を「ポアントで立つ」と表現します。でも、日本では「ポイント」と呼ばれることも多く、特にお子さんや初心者にも伝わりやすい表現として広く使われています。
バレエでは、足先まで意識を行き渡らせて、美しく・繊細に踊ることが求められます。
中でもつま先を伸ばす「Point(ポイント)」は、脚のラインをしなやかにし、優雅さを表現するための基本中の基本。足首からつま先へ滑らかに続くアーチができると、それだけで姿勢や動きが美しく見えるようになります。
実は、ポイントの意識は見た目だけでなく、運動能力の向上にも役立ちます。
指の先まで神経を通すことで、体のバランス感覚が高まり、ジャンプや回転といった動きも安定してきます。
では、どうしたらつま先を美しく伸ばせるようになるのでしょう?
- 意識を通すこと(今どこを使っているのかを感じる)
- 足首や足の甲、指の関節の可動域を広げるストレッチやトレーニング
- 力の入れる場所、抜く場所を理解すること
こうしたことを、繰り返し丁寧に練習することで、だんだん感覚がつかめてきます。
ちなみに、トウシューズ(Pointe shoes)は直訳すると「ポイントシューズ/ポアントシューズ」。
「つま先を伸ばして立つための靴」という意味があります。
コフレダンススタジオ(東京都西東京市保谷町)では、初めての方にもわかりやすく、バレエの基本から丁寧に指導しています。
用語の意味を知ることで、レッスンがより楽しくなり、自信にもつながります。
「今さら聞けない…」という方も安心して学べる環境です。
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