舞台に立つということ。
それは、ただ目立つためではなく、
これまで積み重ねてきた時間と努力を、
お客様の前で“今の自分”として表現するということ。
とても勇気のいる瞬間です。
でもその一歩が、大きな成長につながるのです。
私たちコフレダンススタジオでは、日々のレッスンの延長線上に「発表の場」があると考えています。
それは、ゴールではなく通過点。
そして子どもたちにとっては、ただの「思い出」ではなく、
自信や達成感といった**「人生の糧」**になる大切な経験です。
舞台の日が近づくにつれ、緊張や不安も増していきます。
でもそれと同じくらい、仲間と過ごす時間が増え、
リハーサルや本番を通して、お互いを思いやる心が育ちます。
私たち講師にとっても、
毎回の発表会は生徒の変化や成長に立ち会える、かけがえのない時間です。
「こんな表情、初めて見たな」
「堂々と踊っている姿に、胸が熱くなった」
そんな風に感じる瞬間がいくつもあります。
舞台という特別な場所で、
ひとりひとりが輝けるように――
「命のつどい」での発表 ー2025年5月25日ー
先日、練馬文化センターで行われた骨髄バンクのイベント「命のつどい」に出演させていただきました。
今回は小学生バレエ「眠れる森の美女」より宝石の踊り、幼児バレエ小作品、大人バレエそれぞれが「ジゼル」「ドン・キホーテ」「白鳥の湖」よりヴァリエーション(ソロ)、クラシックバレエとストリートダンスを融合させた作品「Place to be」を、出演者の皆様とリハーサルを進めて参りました。
舞台本番――
照明が灯り、音楽が流れた瞬間、それぞれの生徒たちがこれまでの時間を全力で表現してくれました。
発表後、涙を流す生徒の姿もありました。きっと、緊張や達成感、いろんな気持ちがこみ上げたのでしょう。
はじめは会話も少なかった子どもたちが、回を重ねるごとに自然と声をかけ合い、一緒に練習する姿に変わっていったのも、印象的でした。
いきなり振付を覚えて踊れるようになる4歳や5歳の女の子たち。
一人で踊り切った、みんなの憧れのリーダー。
そして、舞台袖から全力で走り出していく大人の生徒たちの凛とした背中。
どの場面も、見る人の心を動かす、本当に素晴らしい瞬間でした。
発表の場は、ただ踊りを見せる場所ではなく、
ひとりひとりの「心の成長」が表れる、とても尊い時間だと改めて感じさせられました。
次のステージでも、また新しい輝きに出会えますように。
そのために、今日もレッスンを大切に、丁寧に、心を込めて続けていきます。












🎀 コフレダンススタジオでは、体験レッスンを受付中です。
「踊ることが好き」「何かに挑戦したい」
そんな気持ちを、ぜひ一緒に育てていきましょう。



